レジデントをみて思い出したこと

昨日木曜日にやってる「レジデント〜5人の研修医」っていうドラマをみました。

末期癌のお父さんが無理して息子の野球の試合を観に行くシーンがあってね。

モルヒネ持ってお医者さんの友人にお願いしてついてきてもらうの。

痛みで後半意識が薄らぐなんてこともあってさ。

乳ガンが発覚した頃私は首の転移と骨の転移でかなり痛みがありました。

それでも息子のサッカーの試合を観に行ったんだけど、車の揺れで骨が激痛で唇を噛みしめて痛みに耐えた。

ついてからも立っていることがつらくて途中で限界を感じて帰宅して。

新しいチームに移ってすぐの時で初めての試合だったから、つーちゃんにいっぱい迷惑かけたしつらい思いもさせた。

そんな自分が情けなくていっぱい泣いた。

何をしてても痛くて、抗がん剤やゾメタくんの副作用でつらくてなかなか前向きになれなかった、春の記憶がよみがえってきた。

あの頃のことを思い出すと今の自分がほんとに奇跡のように感じる。

お義母さんやパパに手伝ってもらいながら家事や育児をして、週に5回のつーちゃんのサッカーの送迎をして、犬の散歩にもいけるようになった。

お友だちとランチにだっていける。

つーちゃんの試合に一日つきあうこともできる。

車の揺れに苦しむこともなく、首はまだ痛みがあるけど骨の痛みはほとんど感じない。

「死」を感じずにはいられないくらい痛みで苦しんでたあの日々。

髪が抜けて顔がどんどんむくんで顔色が悪くなってどんどん病人になった日々。

よくここまで回復したなぁ。

このまま今のまま過ごしていけるよう、今のペースでのんびり歩いていこう。

この幸せを大切にしていこう。

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