全身ガンについて思うこと

ここのところ樹木希林さんの「全身ガン」の話題で「同じ病院?」ってお友だちに聞かれます。

同じ病院で同じ主治医にお世話になっています。

UASオンコロジーセンターの治療って局所治療なんですよね。
ピンポイントでそこにあるガンを消す治療。

でも局所だからPETにうつらない微小転移の治療はできません。

効くかどうかわからない抗がん剤で消すよりは確実にそこにあるガンには有効だけど、抗がん剤は効けばそれ以外の全身のガンにも効いてくれる。

だから転移後抗がん剤を選ばずピンポイント照射を選ばれた希林さんは検査でみえたものは消えてるけど、微小ガンが全身にあるかもしれないということを言われてるのかなと私は思ったのですがどうなのでしょうね。

私は私の考えでピンポイント照射を選び、たまたま希林さんも同じ治療を受けられていたのですが「人にはすすめません。私の生き方ですから」みたいなことをネットでみかけてすごく共感しました。

影響力のあるかたですし、ガン治療は自分で選ぶものだと思いますから。

UASオンコロジーセンターの治療はけっしてらくではありません。

私のように抗がん剤を受けてから行った人やステージの軽い人は抗がん剤をしませんが、放射線をしながら抗がん剤を併用される方もおられます。

UASオンコロジーセンターの抗がん剤治療は髪が抜けなかったり私の受けた抗がん剤より副作用がかなり軽いと聞きますが、それでもやはり吐き気はあるようです。

簡単で魔法のような治療ではないし、金額も高いです。

それでもメスを入れないので回復は早いとみなさんおっしゃいます。

私はたぶん遅い方だと思います。

あのときあのまま手術を選んでいたら今どうなっているのかは検討もつきませんが、選択肢を多く持つことができたことは良かったなぁと思います。

希林さんじゃないけど来年の保証はできない体だけど、だからって悲観してるわけではない。

でも何もない体でもない。

希林さんのように検査してみつかるのが嫌だから検査はしないみたいなことは怖くてできないけど、ガンにとらわれない生き方みたいな考え方は好きだなぁと思いました。


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