乳がんのクラスとグレードとタイプ

引き続き、クラスとグレードとタイプの説明です

クラスとは
 
がんの広がりや進行度を表すステージと混同されやすいのですが、クラス分類は細胞の顔つきの異型(正常からのへだたり)を正常の細胞からがん細胞まで5段階に分けた分類のことです。
クラス�T・�Uは、良性で、クラス�Xが、がん細胞ということになります。

・クラスI 異型細胞のないもの

・クラスII 異型細胞は存在するが、悪性ではないもの

・クラスIII 疑わしい細胞が存在するが、悪性と断定できない

・クラスIV 悪性細胞の可能性が強い

・クラスV 確実に悪性であるもの



グレードとは

乳がんとしてのたちの悪さ(転移・再発のしやすさ)を言い表し、細胞診の結果をグループ分けしたものです。
グレード分類は1から3の3段階に分類されていて、大きな数字ほど悪性度が高い=正常な組織や細胞とのへだたりが大きいということになります。

・グレード1:正常からのへだたりが小さい、おとなしいがん細胞 (悪性度が低い)

・グレード2:中間

・グレード3:正常からのへだたりが大きいがん細胞 ( 悪性度が高い)

このグレードを「顔つき」とも言います。グレード3はやんちゃで顔つきが悪いと言われます。


タイプとは

乳がん治療には手術、化学療法(抗がん剤)、ホルモン療法、放射線治療があります。

ですが、全員がすべての治療をうけるわけではありません。

乳がんのタイプわけの仕方として

ホルモンレセプター(ER)、(PgR)
Her2レセプターの陰性(−)、陽性(+)を調べます。

ホルモン・Her2陽性・・・トリプルポジティブ

ホルモン陽性・Her2陰性

ホルモン陰性・Her2陽性・・・Herタイプ

ホルモン陰性・Her2陰性・・・トリプルネガティブ

ホルモンには0〜8段階。
Her2には0〜3段階あるみたいです。詳しくわかってなくてごめんなさい。

Her2は3+が陽性といわれると先生がおっしゃっていました。

私はHerタイプなので、ホルモン治療は効果がなく、Her2によく効くといわれる「ハーセプチン」がよく効くタイプだそうです。

このHer2というのがとてもやっかいで、転移や再発を繰り返すやっかいなやつらしく、このハーセプチンが使われる前はHer2陽性タイプがもっとも予後が悪く、5年後生存率が3%以下だったそうです

2004年に開発され、2008年に保険適応になったこの「ハーセプチン」。とにかく高額でお支払いが大変ですが、私の命をつなぐありがた〜いお薬なんです。


グレードも1番顔つきが悪く、予後も悪いHerタイプな私。
ただ、この子達をがっつり抑えてくれるたのもしいハーセプチン

がっつり退治してくれることを期待しながらがんばりま〜す!!!


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