ありがとうが言える人でありたい

私は約3年間難病ALSの父の闘病をみてきました。

「治る見込みのない治療法のない病気」「動けなくなっていく病気」

普通なら気が狂うような診断です。

でも私は父が弱音を吐くところをみたことはありませんでした。

そして、病気が進みいろんなことができなくなっていった父。

ある日突然「障害者」になってしまった父。

父が「介助」が必要になってから私は父から

「ありがとう」を聞かない日はなかった。

どんな些細なことにも必ず「ありがとう」という父。

私だけじゃなく誰に対しても「ありがとう」をきちんと言う父。

すごくつらいはずなのに自暴自棄にならず、人に感謝できる父だったから父と一緒に闘った3年がつらいばかりの思い出ではなく、幸せな時間として今の私を支えてくれているんだとそう思えます。

私は家族や友人にたくさんたくさん感謝してるけど、ちゃんと「ありがとう」って言えてるかな?

口にして相手に伝えることはすごく大切。

病気と闘う人だけがつらいわけじゃないから。

家族も友達もすごくつらいと思う。

そのつらさを知ってるから前向きでいたいと思っているんだけど、私は父ほど人間ができてないから。

もっともっとつらいときこそ人に「ありがとう」を言える人になりたい。

「ありがとう」を言える人でありたい。



励みになります。ポチっとお願いします。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村