手術をしないという選択3

絶対安静で過ごした後の帝王切開で無事出産した私ですが、産後とにかくしんどかった。

上の子を普通分娩で産んでたから比較ができたので余計にしんどく感じたんだと思います。

5月末の最後のタキソールとハーセプチンが終わってから、打っている最中よりも副作用がひどく高熱にうなされ続けた6月。

なんとか通院はするもののこのまま次の抗がん剤にたえれる自信がなくなっていった。

このままガンじゃなく抗がん剤で衰弱して死ぬんじゃないかとさえ思わずにはいられなかった。

こんな体力も免疫力も落ちた体でメスを入れて大丈夫なのだろうか。

手術しないと死ぬかもしれないけど、手術したからなおるわけじゃない。

そう、ステージ4は手術しても予後がいいだけで完治はしない。

手術や抗がん剤で今より弱って弱りきってしまってガンが勝てば私は負ける。

手術の術後の苦しみはある程度わかる。

日常生活すら送れないこの体にメスを入れて回復できるのか。

メスを入れて弱った体に更に抗がん剤放射線までやって私の免疫が下がらないわけがない。

予後という未来は誰を基準とした未来なのだろうか。

手術は受けないといけないととらえがちだけど、しないでいいならしたくない。

それが本音。

いれなくていいならメスはいれたくない。

サーフに出会ってなかったら私は「手術は受けないといけない」と思い込んで嫌だという気持ちにふたをしていただろう。


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