人間関係の断捨離

乳ガンが発覚した頃、私は自分の意思とは関係なしに人間関係を断捨離することになりました。


治療の副作用で家に引きこもりそのまま鹿児島に治療に行ったので半年ほどは向こうから来てくれない限りこちらから出向くことも連絡することもあまりありませんでした。


ちょうど子ども関係のママ達との人間関係に悩み疲れていた頃でした。


そして自分が心を開いていた人が噂をばらまいていたことを知りました。


乳ガンであることを親しい人に隠さなかったから別に話をされることは仕方ないと思っていたけど、その噂話の中に信頼や友情を感じることはできませんでした。


でも逆に子ども関係だけと思って距離をとりつつ付き合っていた人たちから思いもよらないあたたかい思いやりをいただいたり。


大好きな人達を更に大好きになる嬉しいできごとがあったり。


その時に自分にとって必要で生涯大切にしたい人と、ある程度距離を保つべきだと思う人がくっきりとわかれました。


そして自分にとって必要と感じない人のために悩んだり苦しむ必要はないと思いました。


つきあわなければそれでいい。


それからは好きな人とだけつきあっています。


これがほんとにストレスなく心地よい。


ありがたいことにその時に大切に思えた人たちとは今もいろんな形で繋がっているしその人たちがいるだけで私の人生は満たされています。


人間関係って広げたからいいというものでもない。


自分にとって大切と思う人と限りある時間を大切に過ごせたらそれだけで幸せです。

そしてまた今週新たな出会いの予定があります。
いい出会いになるといいなぁ